2004年11月11日アーカイブ

とりあえず、@FreeDを刺していろいろ使ってみる。
フリーソフトも入れてみようと思って、いろいろ入れてみた。
emacsは普通に使える。んが、コンソールでの日本語入力ができないので、emacsでも日本語が入りません。
後は、標準のメーラがIMAPに対応してるっぽいので、使ってみようとしたんですが、cram-md5に対応してないっぽかったので断念。
MI-E21のときのpopのパスワードを忘れてしまっていたので、apopにする。SL-C3000は apopには対応しているみたい。
んがんが、このメーラがかな~り使いにくい予感。メール2通くらい読んだところで投げ出してしまった。
その後もembedded-konsoleだの、X/Qtだの試してみるが、従来機用のソフトは画面の縦横がちゃんと識別できない模様。フォントもおかしい感じ。標準のターミナルだとかなり字が綺麗なんだけど・・・。
この辺の大物は、その筋の方々の成果に期待するとして、自分で簡単なプログラムはコンパイルできるように、セルフ環境を作成する。
参考にしたのは、前回もお世話になったぴろさんのページ。
ほとんどここのままでいけそうな雰囲気。
  1. binutils
    まずはconfigure(以下の内容のファイルを作って、sh ファイル名で実行した。)
    CC=arm-linux-gcc CFLAGS="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXX=arm-linux-g++ CXXFLAGS="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CC_FOR_BUILD=gcc34 CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3-march=pentium2" \
    CC_FOR_TARGET=arm-linux-gcc CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXX_FOR_BUILD=g++ CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXX_FOR_TARGET=arm-linux-g++ CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale -D_GNU_SOURCE" \
    ../configure --build=i386-pc-freebsd --host=arm-linux \
    --prefix=/usr/local/gnu --enable-targets=xscale-linux-elf \
    --enable-shared
    
    続いてmake(コンパイルエラーは出なかった)
    make CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale"
    
    そしてinstall。/var/zaurus/selfに入れる。
    make CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" install \
    DESTDIR=/var/zaurus/self
    
    /var/zaurus/selfの下を、tarででも固めてzaurusに入れればおっけ~。
    ※ makeだとinstall時にディレクトリの指定がうまくいかなかった。gmakeを使ったらうまくいった。
  2. gcc
    configure
    CC=arm-linux-gcc CFLAGS="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXX=arm-linux-g++ CXXFLAGS="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CC_FOR_BUILD=gcc34 CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CC_FOR_TARGET=arm-linux-gcc CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXX_FOR_BUILD=g++34 CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXX_FOR_TARGET=arm-linux-g++ CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale -D_GNU_SOURCE" \
    ../configure --build=i386-pc-freebsd4 --host=arm-linux \
    --prefix=/usr/local/gnu  --with-cpu=xscale \
    --enable-shared --enable-languages=c,c++
    
    compile
    gmake CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale"
    
    install
    gmake CFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    CXXFLAGS_FOR_BUILD="-s -O3 -march=pentium2" \
    CXXFLAGS_FOR_TARGET="-s -O3 -mcpu=xscale" \
    install DESTDIR=/var/zaurus/self
    
zaurusの/usr/local/gnuにインストールして、さっそくhello.cとかコンパイルしてみる・・・。
が、ヘッダがないと怒られたので、クロスコンパイラの作成のときに使ったヘッダとライブラリを /usr/local/gnu/arm-linuxにコピーしてみる。
再挑戦してみると、今度が/tmpがあふれる。
そこで、環境変数TEMPに/hdd2/tmpを設定したら、無事にhello.cがコンパイルできました。
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