2004年3月23日アーカイブ

知人が管理しているメールサーバにも、スパム対策を入れたいと言う相談を受けたので、もうちょっと調べてみた。
で、まずは前回いい加減に飛ばしたamavisの分類。
  • amavis-perl: perlで書かれたamavis。大元?
  • amavisd: amavisをデーモンとして起動できるようにしたもの。
  • amavisd-new: amavisdをpostfixなどから呼びやすくして、パフォーマンスの改善を計ったもの。さらに、中からSpamAssassinが呼び出せる。

spamassassinは、うちの場合は個人のprocmailから呼び出している。
postfixのフィルタとして使う方法は、SpamAssassinのインストールが参考になる。

で、postfixのフィルタには簡単なものと複雑なものと2種類あって、上述の参考サイトで使っているのは簡単なフィルタ。
簡単なフィルタは、postfixからpipeでメールを受け取り、postfixのsendmail(pickup)経由でpostfixに戻る。
複雑なフィルタは、postfixからsmtpでメールを受け取り、smtpでメールをpostfixに戻す。
ちなみに、amavisdの場合は、pipeで受け取ってsmtpで戻している。
amavisd-newの場合は、smtpで受け取ってsmtpで戻すらしい。
と、言うわけで、特にamavisd-newにバグなどがないようであれば、amavisd-newを使うのが、一番ハイパフォーマンスにスパムとウィルスのチェックができるようだ。
※ ここで良くわからなかったのが、SpamAssassinをpostfix(のフィルタ)から呼び出した場合は、ベイズの学習はどこにされるのかしらん??ってこと。
せっかくの機会なので、知人のサイトではamavisd-newを入れて実験台になってもらうこととしよう・・・。

amavisd-newの導入は、[AMaViSd-new + Clam Anti Virus for Postfix 2.x]あたりが参考になりそうだ。
ここの肝は、amavisd.confの設定で$final_spam_destinyD_PASSにしていること。
ウィルスと判定されたメールは、問答無用で送り主に返して良い(最近From詐称が多いので、管理者だけにメールって言う議論もあるでしょうが・・・)のだが、スパムは誤認識が怖いので、バウンスしたりリジェクトされるよりは、そのまま宛先に届いた方が良いと思われる。
後は、受け取った人がメーラでヘッダを見てはじいてくれれば良いのだ。
※ そもそもpopで受け取りたくないって場合は、個人でprocmailを使ってもらいましょう。
仕事をしていたら、突然大音量で鳴り響くサイレン!
何事か!と思ってメインマシンのスピーカーを切っても消えません。
で、音の出所を探ったら、個人所有のFreeBSD・・・。
焦ってケースを開け、ケースのスピーカーのケーブルを抜くつもりでスタンバイスイッチのケーブルを抜いてしまった後、電源を切ってからスピーカーのケーブルを抜きました。
再起動したら音は消えた(ケーブル抜いてあるからあたりまえ)ものの、原因がわかりません。
CPUの温度が60度あったので、とりあえずCPU負荷のかかるdnetcを止めて様子を見ます。
CPUの温度は50度くらいで安定したかのように見えましたが、そこからやはりじわじわと上昇します。
気をつけて良く見てみると、電源ファンが止まっている!
うう、短い寿命だったわね~、と思いつつ、今日の帰りにでも替えの電源を買ってくるしかあるまい・・・(泣)
電源自体はそんなに値段しないと思うけど、交換は結構面倒なんじゃないかな~と思うとブルーになります。
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