2005年9月30日アーカイブ

emacs で、utf-8のファイルを開くときに、文字コードの判別に失敗することがある。
おぼろげな記憶で、C-u C-x C-f とかで文字コードの指定ができたかな~なんて思っていたのだけれど、できない。
調べてみたら、以下のページが見つかった。

>emacs によるコードの自動判定は、今のところ成功していますが、失敗する
>かもしれません。emacs で、buffer-file-coding-system を明示的に与えて
>find-file するには、どうすればいいでしょうか?
文字コードを指定して開く
C-x RET c 文字コードを入力 RET C-x C-f 
開きなおす
C-x RET c 文字コードを入力 RET C-x C-v RET
だそうです。
今まで、Windows上のターミナルとして TeraTerm(ttssh)を使用していたのだが、ssh1にしか対応していないのと、subversionの絡みで plink/pageant を使うので putty に乗り換えることにした。
以前、plink 等について調べたときには、オリジナルのputtyPuTTY で ISO 2022 による日本語入力・表示を可能にするパッチを組み合わせて使っていたのだが、Putty 0.58 ごった煮と言うのを見つけたのでこちらを使うことにした。
これを使うと、pageant等も日本語化されているのと、バイナリが一式そろっているので便利だと思う。
TeraTermと大きく違うのは、設定が全体で一つではなくセッション毎になっていること、ウィンドウの場所を覚えてくれないこと、デフォルトの色が背景色黒と言うことくらい。
pageantのパスフレーズを覚えてくれたりするみたいだけど、会社のWindowsには怖くて自分の鍵ファイルやパスフレーズは入れたくない。まあ、自宅用とか、自分専用ノートとかならやってみても良いかな?
私が普段使っている FreeBSD のロケールは ja_JP.eucJP なので、ターミナルも euc-jp で使っている。
んが、最近の Linux 系の OS だと、デフォルトのロケールが ja_JP.UTF-8 なんかだったりして、さらにプロジェクトの都合でこれを変えたりしたくない場合がある。
で、なんとかならないかな~と思って調べていたら、普段愛用している screen に utf8 対応の機能があるらしい。
マニュアルをつらつら読むと、-U オプションだの、utf8 コマンドだのと出てくるので、最初その路線で頑張ってみた。
  1. ターミナルを utf8 にする。
  2. screen の初期起動時には -U オプションをつけない。
  3. 一度デタッチして、screen -U -r でアタッチしなおす。
  4. utf-8 で使いたいwindow で、C-a : utf8 とかやる。
これで、なんとか動いているようだ。-U オプションの挙動が、screen生成時と、-r でのアタッチ時で違うようだ。
しかし、この方法だと Windows の IMEで日本語の入力ができなかったりしていまいち感が漂う。
さらにいろいろ実験した結果、-U オプションやutf8コマンドなどは使う必要がなく、
  1. ターミナルを euc-jp にする。
  2. screen の初期起動時には -U オプションをつけない。
  3. utf-8 で使いたいwindow で、C-a : encoding utf8 とやる。
ようは、今までの使い方のままで、utf8のwindowだけ encoding コマンドでutf8に変えてやればうまくいった。
もともと多用していたけれど、これでますます手放せなくなった screen さんなのです。
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