超探偵事件簿 レインコード:クリア

クリアしました(´◉◞౪◟◉)

トータルでは楽しめました。
続編が出た場合は、無条件購入ではなく、ロード時間問題が解決されていたら購入したいと思います。

以下、毎度おなじみ箇条書き感想。ネタバレ無し編。

良かった点

  • 章の初めの一枚絵
    好みどストライク。美術については門外漢なワタクシですが、美しシャープな印象で、とてもとても好きでした。
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  • 4章~最終章の展開
    3章までは正直なところ、謎解きは簡単だわ展開は遅いわでつまらなく、最後まで続けられる気がしていませんでした。途中で投げ出さずに済んだのは、4章からストーリー的に加速して一気に伏線を回収しに入ったからです。
    いろいろ納得いかない部分もあるけれど、はじめちょろちょろなかぱっぱ的な展開で最後まで突っ切らせる手際は見事だったと思います。
  • ミスリード
    推理ゲーをやっていると常識というかよくある表現になっていると思われる例のアレ(懸命にごまかしている)についてのミスリードが面白かったです。きちんと0章の内容とリンクしているのもすばらしい。
    ただ、私が0章をプレイ中、横で見ていた歩くネタバレ魔人の相方(クリア済)が例のアレを見て、詳細を伏せればどうせ言ったってわからんだろ?的なキモチ(多分)で「こんなところで!」とネタバレしてくれたおかげで、ず~っとかな~り気にかかっていて、割と初期に気づいてしまっていました。ネタバレだめ!ぜったい(´◉◞౪◟◉)!

びみょーだった点

  • ロードの長さと頻度
    とにかくこれが一番ストレスでした@w@;毎度毎度ロードに10~30秒、下手をすると1分くらいかかるときもあり、しかもエリア移動程度で起きるので超絶ストレスフル。このゲームのマイナス要因の90%はロードでした。
    特に推理デスマッチの度に下の画像がチラチラしながら30秒近く停止するのは心臓に悪かったです。やーめーてー。
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  • 謎の難易度
    期待していたよりかなり低かったです。最終章以外は謎迷宮に入った時点で犯人は分かっていたし、犯行手順も9割は判明している状態でした。多分、伏線描写があまりにも主張が強すぎて「伏線です!注目!」と言わんばかりの感じだったせいではないかと思われます@w@;
  • 超探偵とは
    超探偵というくらいだから、ものすごい実績のある探偵かとおもったら、事件解決に必要な特殊能力を持つ探偵というだけだそうで・・・。
    事件解決能力の備わった超探偵は実質2人くらいだった気がするので、頼りなさMAXでした。
    でも、プレイ後によくよく考えてみると、そのあたりがこのゲームのテーマにつながっているような気がしたりしなかったり・・・。
  • 画面酔い
    これは別にゲームの作りの問題ではなく私のせいかもしれませんが、街の探索でゲーム画面を直接みているとすぐに酔ってしまうので、右下のミニマップを凝視して移動していました。
    おかげで青い玉?をかなり見落としてしまい、探偵たちとの語らい的な項目はほとんど開けることができませんでした。
    ロード時間の長さでイライラするのが目に見えているので2周目はやらないため、これは諦めるしかありませんね。
  • 下品
    私の感覚からするといろいろと下品でうんざりでしたが、歩くネタバレ魔人の相方曰く「気にならなかった」そうなので、今の時代はこれくらいはOKなのかもしれませんね。(自分が時代遅れの硬派なんだろうという自覚はあります)
  • アクション要素
    あまりにも苦手すぎて、リザルトはいつも体力評価だけ超低空飛行でした(´◉◞౪◟◉)
    大体いつも眠い状態で遊んでいるので、急に特定のボタンを押せと言われても反応できませーん@w@;;

感想。マイナス面しか書いていません。

  • 死に神ちゃん
    最初のエントリでも書いたけれど、本当に・・・ほんっとーーーーうに!趣味が合わなくて辛かった・・orz
    趣味が合わないとボヤかしましたけれど、最強レベルに苦手キャラでした。
    最後になんだかいい雰囲気になって終わりましたけれども・・・、4章ラストの犯人に対する態度とか超良かったですけれども・・・、それまでの言動を考えると全然帳消しになっていないというかむしろブッちぎりでトータルの印象はマイナスなので、つまり私とは全く相性が良くなかったのだと思います。
    イラッ☆とした台詞の一例。
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    まあ、本当の事だからこそ、グサッと大ダメージを受けるんですけどね・・。誰が悪いかと言えば根本的に私が悪いんですけどね・・。それでも言っていいことと悪いことが・・・うううううう・・・・・・
    Rボタン長押しで早送りやスキップができることに気づいてからは、死に神ちゃん周りのムービーや台詞を飛ばすことができるようになり、若干快適になりました。
  • トリックの適当さ
    不安定な〇〇子を切り崩しながら降りるとか、狙った位置ドンピシャで〇を投げ入れるとか、暗闇の中でモノの移動をやってのけるとか、たまたま真下に乗り物が止まっているとか、計画的犯行の割に随所でテキトー過ぎて頭を抱えました。
    良く言えば推理のミスリードだったのかもしれませんが、多分そうではなくて、単なるご都合主義だったのではないかと思います。
    つまりは、このゲームは本格推理ゲーを目指しているわけではない、ということなのでしょう。私は本格推理ゲーをやりたいんじゃああああああ!(心の叫び)
  • 謎迷宮の無駄な歩き
    会話の間背景が動かないと画面が地味だから歩いてね☆ということなのではないかと思いますが、歩いても歩いても会話中は次の場所にたどり着けないという謎仕様。
    会話中にずっとLスティックを倒しているのがイヤなので、会話が終わってから歩き出すのですが、そうするとそれはそれで歩く距離が微妙に長くなるというさらに謎仕様。
    あの長い歩きでいったい何がしたかったのか、いまだによくわかりません@w@;
    単なる雰囲気作り???
  • 4章の犯人
    現場で出会ったときに、「あーなるほど、犯人は9割方この人だ」とメタ的に理解してしまったので、4章の謎解きは「犯人がこの人だとするとどう実行するのか」という変な解き方になってしまいました。しかも、犯人が確定すればあっさり解けてしまう系トリックだったので微妙に悔いが残るものに。
    どうやって実行したのか?→実行できたのはこの人だけという順番で解きたかったので残念です。
  • マコトさんのやらかし
    このタイミングでそんなこと言っちゃダメ(´◉◞౪◟◉)!ゼッタイ(´◉◞౪◟◉)!
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    これで大筋が読めてしまった人が多かったのではないでしょうか・・orz
    まあ言わなくてもわかる人にはわかるのでしょうが、私はポンコツなのでこの台詞が元で頭の中でいろいろな情報がつながりました。
  • 肉まん
    「私は遠慮しておきます」。
    これも初期からわかりやすすぎる伏線が張られていて、「そのうち工場が出てくるんじゃ?」と思っていたらアレでした。
    私のようなゼノギアスを現役で遊んだ世代はピンとくるし耐性もついているけれど(でも、当時は若かったし耐性が無かったので本気で泣いた)、あの街で肉まんを食べてしまった若いプレイヤーさんは大丈夫でしたかね・・?と、ちょっと心配になります。