2007年5月27日アーカイブ

xorg 7.2祭りで、ここのところ凍結されていた portsの更新が始まったので、セキュリティ系でひっかかるportsをupdateしようとしたら、当然のごとくxorg7.2関連で文句を言われた。
なので、/usr/ports/UPDATINGを見ながらxorgを7.2に上げる。
手順の中で、portupgrade -aするところがあり、途中でportsのconfigを聞かれてしまうため止まりながら実行して、ほぼ丸1日かかってしまった。
なぜか、やる前にインストールされていたportsの数は400だったのに、終わってみたら600だった。エラーが出て更新できなかったのは以下の二つ。
 ! www/mod_perl2 (mod_perl2-2.0.2,3)     (unknown build error)
 ! mail/faces (faces-1.7.7_6)    (checksum mismatch)
その後のmergebase.shとか言うシェルスクリプトは、conflictとか言ってファイルの一覧をずらずら出されたうまくいかなかったので、/usr/X11R6を消して/usr/localからリンクを張った。
ついでなのでOS本体もmake world。
再起動したら、sambaがcoreを吐きまくり。なんかわからないけど、sambaを再起動したら直った。(OSのシャットダウン時に適切にファイルが削除されなかったらしい)
SPAMメールがひどい。SpamAssassinとRazor2のおかげで、だいぶはじけてはいるものの、最近日本語のSPAMが目立つようになってきた。
これはいかんと調べて見た所、SpamAssassin関連実験場にパッチを発見。
パッチ自体は、日本SpamAssassinユーザ会が開発しているらしいのだが、このサイトには3.1.4までのパッチしかない。(上のサイトには3.1.8のパッチがある)
下準備として以下を実行。
  1. portsから、japanese/mecabを WITH_CHARSET=utf-8 でインストール。
  2. portsから、japanese/mecab-ipadicを WITH_CHARSET=utf-8 でインストール。
    ※ ドキュメントには、char.defを書き換えるように書いてあるけど面倒なのでパス。どのくらい影響があるのかは判断できなかった。
  3. portsから、japanese/p5-Text-MeCabをインストール。
  4. portsから、converters/p5-Encode-Detectをインストール。
パッチをダウンロードしてきて、portsのfilesディレクトリにpatch-aaとか言うファイル名で置いてみたが、うまくパッチがあたらない。
しょうがないので、一度makeしてから、work/Mail-SpamAssassin-3.1.8ディレクトリに移動して手動でpatchをあてる。make install してみたが、spamdを起動するとライブラリが足りないみたいなことを言われる。
最初は足りないファイルを一つづつコピーしていたのだが、面倒になってwork/Mail-SpamAssassin-3.1.8/lib/Mailを/usr/local/lib/perl5/site-perl/5.8.8/ にコピーしてしまった。
続いて、/usr/local/etc/mail/spamassassin/local.cfに以下を追加。
normalize_charset 1
そして、/usr/local/etc/mail/spamassassin/tokenizer.preを以下の内容で作成。
loadplugin Mail::SpamAssassin::Plugin::Tokenizer::MeCab
これで、spamdは無事に動いている。効果があるかどうかは、現在の状態で日本語のメールを学習させてからかな。
2007年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

このアーカイブについて

このページには、2007年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2007年5月24日です。

次のアーカイブは2007年6月 2日です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 6.1.1