ワールズエンドクラブ:終わり良ければすべて良し

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真エンドに到達しました(´▽`)
総プレイ時間はなんと10時間。かなりのミニマムゲーだったようです。

以下、ネタバレ込みのツラツラ感想。

  • 序~中盤はダラダラ退屈で×、終盤のスパートは◎
    中盤までは、小さい伏線がちょこちょこ入ってるな~くらいで、ストーリー的な進展が少なく、退屈でした@w@;
    各キャラの必殺技の解放のために作られたパートといった感じで進めるのが辛かったです。
    それが、バッドエンドを経由して未開放ルートを埋めていくうちに、「まさかの展開」を迎えたことにより、やっと面白くなってきて、そのまま最後まで突っ走った感じでした。
    現実的に考えたら、れいちょの件は「さすがに気付くでしょ?」なわけですが、なにしろ異世界ですしね(´◉◞౪◟◉)
    きっと我々の世界とは技術レベルが違うのでしょう。
    ちなみに、私はこのシーンでやっと気づきました(遅い・・・)
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  • 真の主人公についてのミスリード
    声優さん的にも、画面右下のセーブ中アイコン的にも、特別なキャラなんだろうな~とは思っていましたが、正体については見事に騙されました(´◉◞౪◟◉)
    初期の頃の描写のおかげで「パイと同類」と思い込まされていたのが敗因ですね。とはいうものの気持ち良く騙されたので不満は全くなく、単純に「やられたわー!」という感じです、ハイ(´▽`)
  • ポチの名前のフシギ
    あだ名というにはちょっと不穏感のあったポチ。
    一般的には、友達にポチなんてあだ名は付けませんよね・・?
    まさか単なるアナグラムだったとは@w@;
    MAIKという分かりやすい先例があっても、情報が無くては気付けるわけがないので、どこか途中でコッソリ仕込んであったら良かったですね。いや、もしかすると、どこかにあったのかも?
    れいちょも同じなわけですが、ガンバレ組のメンバーが、この変なあだ名をどうやって受け入れたのかが謎です。
  • 異界人の正体
    なるほどそう来ましたか!
    ゲームとしてはメタは好きな表現方法ではないのですが、声優さんの声の説得力のせいか、不思議と不快感はありませんでした。
    こういったメタ表現が好きではないのは、ゲーム世界への没頭を妨げられるからです。リアルの自分をゲーム内で意識したくないのですよね@w@;
    最後の胸トントンサムズアップはきちんと返しましたとも(´▽`)!!
  • ニューダンガンロンパV3とのメタ表現の違い
    そういえば、ダンガンロンパでもメタ表現があって、その時はドン引きしてしまったのですが、今回はそうなりませんでした。
    声優さんの演技力が最大の原因ではありますが、ダンガンロンパはプレイヤーを皮肉っているようにも見えたのに対し、ワールズエンドクラブはプレイヤーとの共同作業による感謝の気配があったのが大きいと思います。
    それでもまあ、個人的にはやっぱりメタ表現は無いに越したことは無いのですが・・orz
  • その他細かい引っかかりポイント
    • ライフガードを飲みたくなった。どこで買えるんだ(´◉◞౪◟◉)
    • 結構みんなのために頑張っていたはずなのに突然全員からdisられるポチ
    • 音量バランスがおかしい。全員でガヤガヤしているときの音が異様に大きい
    • シールは一体なんのために・・?

ダンガンロンパやZERO ESCAPEシリーズの後続だと思って期待して遊ぶとアレレ?となるでしょうが、違うシリーズで同じことをやっても仕方がないわけで、これはこれでアリかな?と私は思います(´▽`)

手放しで「面白かったー!」とは言えないけれど、終わり良ければすべて良し、そんなゲームでした。