今回サーバのHDDが死にかけて移行してみて、やっぱりバックアップが必要だと思い立つ。
こう言うときにまず読むのはFreeBSDハンドブック。
ここを読むと、伝統的なdumpを使えと書いてある。
うちで実現可能(そう)なバックアップの手段と、評価を書いてみる。
うちの場合、余っているのはNASの250G程度。今回買ったHDDは500Gなので、使い切ったらフルバックアップすら取れない計算だ。
まあ、うだうだ言ってやらないよりは、どれか一つでもやっておいた方が良いに決まっているので、世代管理なしのdumpフルバックアップを月1で取ることにする。
世代管理がしたければ、固定のファイル名にしないで日付か何かをつけて、rotateさせるようにすれば良い。
periodic monthly が動くのは毎月1日の朝の5時半なので、このままだとバックアップが利用時間にかかってしまうな。crontabをいじった方が良いだろうか。(って、19時間じゃあいつにしても駄目か)
そうそう、リモートとのやりとりに上記の方法でsshを使う場合、サーバの~root/.ssh/id_dsa を別にバックアップしておかないと、fixitで起動したOSからNASにファイルが取りにいけないことを忘れてはいけない。(っつーか忘れてた)
と思ったけど、新しくssh-keygenして、またNASの.ssh/authorized_keysに入れれば問題ないか。
こう言うときにまず読むのはFreeBSDハンドブック。
ここを読むと、伝統的なdumpを使えと書いてある。
うちで実現可能(そう)なバックアップの手段と、評価を書いてみる。
- FastTrakを使ったRAID
RAID1とかRAID5を組めば、ハード的な障害には対応できる。
OS側は何も気にしなくて良いと言うのがメリット。
ただし、ケース内に複数のHDDを入れる余裕が必要だが、うちのマシンはスペース不足。さらに、同時期に買った同じHDDは壊れる時期も似たようなもんだろうと言う問題がある。
また、誤ってファイルを消した等の場合には役に立たない。 - dump/restore
死んだ時に前と同じ状態に復元するには一番簡単そうな方法。
復元するのに前と同じサイズ以上の領域が必要だったり、一部だけ取り出すとかの用途には向かない。
一応差分バックアップも取れる。 - tar
一部だけのファイルを復元したいときには便利だが、HDDが死んでしまったときの復元には使いづらい。 - rsync
差分バックアップが取りやすい(?)。全部死んだ時に使えないのはtarと同じ。
うちの場合、余っているのはNASの250G程度。今回買ったHDDは500Gなので、使い切ったらフルバックアップすら取れない計算だ。
まあ、うだうだ言ってやらないよりは、どれか一つでもやっておいた方が良いに決まっているので、世代管理なしのdumpフルバックアップを月1で取ることにする。
- サーバ上で、rootのsshの鍵を作る。
# ssh-keygen -t dsa
cronで実行したいので、パスフレーズはつけない。 - でき上がった .ssh/id_dsa.pub を NASの ~root/.ssh/authorized_keys にコピー。サーバからNASに対してパスワードなしでsshログインできることを確認しておく。
- 以下のバックアップスクリプトを、サーバの /usr/local/etc/periodic/monthly に置く。
#!/bin/sh /sbin/dump -L0uan -f - / | /usr/bin/gzip -2 | /usr/bin/ssh ts-tgld4c dd of=/mnt/array1/backup/root.dump.gz /sbin/dump -L0uan -f - /usr | /usr/bin/gzip -2 | /usr/bin/ssh ts-tgld4c dd of=/mnt/array1/backup/usr.dump.gz /sbin/dump -L0uan -f - /var | /usr/bin/gzip -2 | /usr/bin/ssh ts-tgld4c dd of=/mnt/array1/backup/var.dump.gz
ts-tgld4c は NASのホスト名。
世代管理がしたければ、固定のファイル名にしないで日付か何かをつけて、rotateさせるようにすれば良い。
Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on /dev/ad4s1a 496M 295M 161M 65% / devfs 1.0K 1.0K 0B 100% /dev /dev/ad4s1d 124G 4.7G 109G 4% /usr /dev/ad4s1e 325G 85G 214G 28% /var devfs 1.0K 1.0K 0B 100% /var/named/devをバックアップするのに、約19時間かかり、コピー先の使用量は46GBだった。
periodic monthly が動くのは毎月1日の朝の5時半なので、このままだとバックアップが利用時間にかかってしまうな。crontabをいじった方が良いだろうか。(って、19時間じゃあいつにしても駄目か)
そうそう、リモートとのやりとりに上記の方法でsshを使う場合、サーバの~root/.ssh/id_dsa を別にバックアップしておかないと、fixitで起動したOSからNASにファイルが取りにいけないことを忘れてはいけない。(っつーか忘れてた)
と思ったけど、新しくssh-keygenして、またNASの.ssh/authorized_keysに入れれば問題ないか。
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