以前、ホームビデオを公開するには - PC日記と言うエントリを書いたのだけれど、その後メインPCをMacに変えたりしたので、状況が変わってきた。
また、子供の動画を見せる両親も、PCからiPadに変えようか的な話も出てきたので、今までのようにflvにしてflash playerで再生と言うのでは都合が悪くなってきた。
そこで、どうせならHTML5のvideoタグでなんとかできないの?と思って調べてみたが、今のところまだまだ絶望的らしい。(ちなみに、iMovieで出力したm4v(H.264)の動画を試しにvideoタグで置いてみたところ、手元で見られたのはChromeとiPadだけだった)
そこで、適当に調べてみたところ、etianen/html5mediaと言うものを発見。
これは、htmlのheadの中に
<script src="http://api.html5media.info/1.1.5/html5media.min.js"></script>
と書いておくだけで、HTML5のvideoタグとかをブラウザに合わせて良きに計らってくれるらしい。
たとえば、ChromeとかiPadで見ると、普通にvideoタグのままブラウザに渡してくれて、FirefoxみたいにH.264に対応していない場合は Flowplayer に渡してくれると言う感じ。
外部のスクリプトをそのまま埋め込むのは微妙に危険があるので、気になる場合はローカルに持ってきた方が良いかもしれない。(持ってきて、中をチェックする根性がある場合は)
ちなみに、なぜか video タグにも H.264 にも対応しているはずの IE9 では見ることができなかった。(IE 6/7/8は試していない。)
と、言うわけで、今後はvideoタグで行くことにする。
ちなみに、書いたvideoタグは以下のような感じ。
<video controls width="720" height="540">
<source src="path_to_movie.m4v">
</video>

そうそう、これだけだとあまりに情報がないので、一応WindowsからMacになって、m4vからflvに変換するのに、mencoderとか使えないので、MacPortsで入れた ffmpeg を使うことにした。
ffmpeg -i original.m4v -b 1.6M converted.flv
のようにすると、original.m4v を、1.6Mbpsで converted.flv に変換してくれる。解像度とかを変えたい場合はそれなりのオプションを追加する形で。(ちなみに、以前使っていた600kbpsだと、iPhone4Sの動画の解像度だと厳しすぎたので、1.6Mくらいでやっと見られる感じ)

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