MacのEvernoteがどうも重い気がして気軽に使えないので、軽くて簡単に使えるメモを探していた。
emacs使いなので、emacsで使えるものを考えてみる。以前、一度howm: Hitori Otegaru Wiki Modokiと言うのを使ってみたことがあるのだが、いまいち使いこなすことができなかった。
そこで、今回は Org: あなたの生活をプレーンテキストで と言うのを使ってみることにする。
# 以前も一度使い始めてみたのだが、そのときはうまく使えなかった。
今回参考にしたのは、以下のサイト。
~/Dropbox/MobileOrg は、iPhone版のMobileOrgアプリをインストールして、Dropboxの設定をすると作られる。
一応上記設定の意図は、以下のような感じ。
また、M-x org-mobile-push すると、~/Dropbox/MobileOrg/agendas.org が作成されない。
なんでだろー、と思って調べてみると、emacs23に入っているorg-modeのバージョンは 6.33x で、マニュアルは7.5用なので、その辺の違いと思われる。(たぶん、org-captureの代わりにorg-rememberとか使う?)
そこで、最新の安定版のorg-mode 7.8.08をインストールしてみることにする。
自宅では MacPorts を使っているので、sudo port install org-mode でインストールできた。
会社では homebrew を使っているので、org-mode の Formula が存在しない。
org-modeはtarballを持ってきて、make installだけで入るので、別に Formula がなくても良いんだけど、一応 Formula Cookbook · mxcl/homebrew Wiki · GitHub を参考にちょっとだけ試してみる。
まずは、ひな形のまま
そこで、以下のように修正してみた。
これで、brew install org すると、/usr/local/share/emacs/site-lisp/org にインストールされる。
Formula Cookbook には、自分のgithubリポジトリに追加して、本家に取り込んでもらう方法まで書いてあるけど、私のやり方だとbrewの流儀に反している(直接/usr/local/shareにインストールするのではなく、/usr/local/Cellar/ に入れるのが正しい?)のと、依存関係とか書かずに直接 emacs-app のバイナリを指定しているので、野良Formulaとする。
これで、C-c c で capture template の選択が出て、t とか押すと Task の追加の画面になって、C-c C-c で ~/org/notes.org に追加されるようになった。
また、M-x org-mobile-push で ~/Dropbox/MobileOrg/agendas.org も生成されるようになったので、とりあえず使えるようにはなった。
後は、使いながらテンプレートをいじったり、参考サイトにあるように自動でpull/pushするようにしたりしてみたいが、とりあえず取っ掛かりと言うことでエントリにする。
ちなみに、自宅でも会社でも使うので、~/org は ~/Dropbox/org へのシンボリックリンクにしてある。
emacs使いなので、emacsで使えるものを考えてみる。以前、一度howm: Hitori Otegaru Wiki Modokiと言うのを使ってみたことがあるのだが、いまいち使いこなすことができなかった。
そこで、今回は Org: あなたの生活をプレーンテキストで と言うのを使ってみることにする。
# 以前も一度使い始めてみたのだが、そのときはうまく使えなかった。
今回参考にしたのは、以下のサイト。
- Org Mode マニュアル
- org-mode+MobileOrg(+Dropbox)でGTD始めました。オレオレ改造をごっそり公開 - ヒルズで働くholidays-lの技ログ
- org-mode + remember-mode でEmacs内で瞬時にメモをする→コードリーディングに生かす・メモ検索する - (rubikitch loves (Emacs Ruby CUI Books))
~/Dropbox/MobileOrg は、iPhone版のMobileOrgアプリをインストールして、Dropboxの設定をすると作られる。
一応上記設定の意図は、以下のような感じ。
- org-captureで作られるノートは、~/org/notes.org に入れる。
- MobileOrgからpullしたものは、~/org/flagged.org に入れる。
- 上記以外のメモは、~/org/memo.org に入れる。
- orgファイルは、~/org に入れる。(~/Dropbox/orgへのリンク)
- MobileOrg は、~/Dropbox/MobileOrgを使う。
また、M-x org-mobile-push すると、~/Dropbox/MobileOrg/agendas.org が作成されない。
なんでだろー、と思って調べてみると、emacs23に入っているorg-modeのバージョンは 6.33x で、マニュアルは7.5用なので、その辺の違いと思われる。(たぶん、org-captureの代わりにorg-rememberとか使う?)
そこで、最新の安定版のorg-mode 7.8.08をインストールしてみることにする。
自宅では MacPorts を使っているので、sudo port install org-mode でインストールできた。
会社では homebrew を使っているので、org-mode の Formula が存在しない。
org-modeはtarballを持ってきて、make installだけで入るので、別に Formula がなくても良いんだけど、一応 Formula Cookbook · mxcl/homebrew Wiki · GitHub を参考にちょっとだけ試してみる。
% brew create http://orgmode.org/org-7.8.08.tar.gzで$EDITORが立ち上がり、/usr/local/Library/Formula/org.rb を編集するモードになるので、適当に修正する。
まずは、ひな形のまま
% brew install orgとしてみたが、configure でエラーになる。(tarballを展開してみたら、configureが入っていない)
そこで、以下のように修正してみた。
これで、brew install org すると、/usr/local/share/emacs/site-lisp/org にインストールされる。
Formula Cookbook には、自分のgithubリポジトリに追加して、本家に取り込んでもらう方法まで書いてあるけど、私のやり方だとbrewの流儀に反している(直接/usr/local/shareにインストールするのではなく、/usr/local/Cellar/ に入れるのが正しい?)のと、依存関係とか書かずに直接 emacs-app のバイナリを指定しているので、野良Formulaとする。
これで、C-c c で capture template の選択が出て、t とか押すと Task の追加の画面になって、C-c C-c で ~/org/notes.org に追加されるようになった。
また、M-x org-mobile-push で ~/Dropbox/MobileOrg/agendas.org も生成されるようになったので、とりあえず使えるようにはなった。
後は、使いながらテンプレートをいじったり、参考サイトにあるように自動でpull/pushするようにしたりしてみたいが、とりあえず取っ掛かりと言うことでエントリにする。
ちなみに、自宅でも会社でも使うので、~/org は ~/Dropbox/org へのシンボリックリンクにしてある。
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