2014年1月 7日アーカイブ

FreeBSDで日本語のマニュアルを読むには、ports/japanese/man でインストールされるjmanを使う。
のだが、そろそろ jman が使っている groff が古い(FreeBSD9に入っている英語のマニュアルが正しく清書できない)とか、UTF-8 の環境だと使いにくい(LANG=ja_JP.eucJP jman する必要がある)とか問題があるので、別の手段を検討する。
参考にしたのは、FreeBSD 9.0RELASEで日本語manを使う - akira_youの私見
当初、/usr/doc/ja_JP.eucJP/man/Makefile.inc を書き換えて、/usr/share/man/ja_JP.UTF-8 にutf-8のマニュアルソースを入れたりしてみたのだが、それだと ports/japanese/* 等でインストールされる /usr/local/man/ja が見られないので、結局マニュアルソースは今まで通り euc-jpでインストールして、manコマンドでのフォーマット時に utf-8 に変換することにした。
以下、試行錯誤の末の最終手順。

  1. ports/japanese/nkf をインストールする
  2. ports/textpfoc/groff をインストールする
    このとき、ports/textproc/groff/Makefileを修正して、依存関係の ghostscript8をghostscript9にしておく
  3. 日本語のマニュアルページをインストールする。
    ports/japanese/man-doc をインストールしても良いし、/usr/doc/ja_JP.eucJP/man でmake installしても良い
  4. man/ja から man/ja_JP.UTF-8 にシンボリックリンクを張る
    # ln -s /usr/share/man/ja /usr/share/man/ja_JP.UTF-8
    # ln -s /usr/local/man/ja /usr/local/man/ja_JP.UTF-8
    
  5. /usr/bin/man を /usr/local/bin/man にコピーする
  6. /usr/local/bin/man を編集する
PAGERは私の場合はlvを使っているが、jmanが入れるjlessでも良いと思う。
これで、/usr/local/bin/man を使えば日本語のマニュアルも見られるようになる。
日本語のマニュアルは内容が古かったりするので、そう言う時は man -oを使えば英語のマニュアルが読める。
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