2006年の8月からずっと使っていた、TeraStationがついに最期を迎えた。
最初は、HUBのlink ledがつかなくて、TeraStationのLCDにも何かエラーが出ている状態で、その後TeraStationを再起動したら、LCDにはエラーが出ずに起動するんだけど、pingには応答するけどサービス(web/smb)には接続できない状態に。
今まで2回くらい玉を変えてだましだまし使ってきていたけれど、このへんが潮時だと思われた。
TeraStationの使用用途は、家庭内用のNASとして、過去の写真、動画、音楽(iTunesのライブラリ)、後は確定申告等のデータなどを置いていた。
過去の写真などはなくなると困るので、同じメーカーのLinkStationを購入し、週次でバックアップを取っていた。
TeraStationの復旧を諦めるとして、代替の手段を検討する必要がある。
  1. TeraStationのようなNAS専用機を買う
  2. TimeCapsuleにUSBでHDDを増設して、そこを使う
  3. FreeBSDにHDDを増設して、そこを使う
3番目が一番柔軟にできるのだが、FreeBSDが死んだ時の影響が大きくなってしまう。
そこで、今回も1番目のNAS専用機を購入することに決定。
ヨドバシを覗いたら、I-O DATAのHDL2-A4.0と言うのが安くなっていたので、早速購入。
自宅に帰ってLANに繋いで起動してみると、起動に3分くらいかかる。これにはびっくり。
早速バックアップが入っているLinkStationを起動して、データのコピーを始めて見たが、途中で読み出せないファイルがいくつも出てきた。
どうも、Macから書いたファイルの一部が、読み込みできないらしい。
LinkStationの場合、ゲストユーザでNASに書き込むと、adminと言うユーザがオーナーになるようなのだが、バックアップ機能でバックアップしたファイルについてはオーナーがrootになるらしい。
さらに、今回読み出せなかったファイルは、ファイルのパーミッションが rw-rw--w- みたいになっていて、otherの read パーミッションがない状態になっているようだ。(ftpで繋いでlsで確認)
LinkStationを開けて中のhddを取り出して、ext2が読めるマシンに繋げばサルベージできそうではあったけれど、開けるのが面倒そうなので当面ほっておくことに。

バックアップから新しいNASへのコピーが終わったら、次は新しいバックアップ体制をどうするか決めないといけない。
良く調べないで安い方を選んだのがいけないのだけれど、BuffaloとI-O DATAではバックアップの考え方(考え方だけじゃなく方式も違うけど)が違うらしく、Buffaloはバックアップのソース側が主体になってバックアップ先にファイルを送るのに対し、I-O DATAはバックアップ先の方が主体になってバックアップ元に取りに行く形式らしい。
なので、今までどおりメインのNASからLinkStationにバックアップを取ると言うのは不可能になってしまった。
そこで、LAN DISKにUSBでHDDを繋いで、LAN DISKのバックアップ機能でバックアップすることに。
ここでも良く調べないで、適当に安そうだったWestern DigitalのWDBFJK0040HBK-SESNと言うのを買ってみた。
が、こいつをLAN DISKに繋いでみてもmountに失敗する。フォーマットにも失敗する。MacやWindowsにつなぐと認識するので、そっちでフォーマットしてみても同じ。(GPT/NTFS/4Tとか、MBR/FAT32/2Tとか試してみたけど駄目)
これはハズレを引いちゃったかな〜と思いながら、FreeBSDに繋いでufsで4Tフォーマットしてみた。
TeraStationは、root奪取ができたので、自分でrsync使えるようにしたり、snmpdを入れてみたり、apcupsdを入れてみたりして快適に使えていたんだけど、LAN DISKは今のところそこら辺を試してみれていないので、手軽にFreeBSDに繋いだhddにバックアップする方法が思いつかない。

こんなことなら、案3を採用して、SATAのHDDを2台買った方が良かったな〜とため息しきりなのです。

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