iPadから印刷できたので、当初の要求は満たしたのだけれど、一応FreeBSDからも印刷したくていろいろ試してみたが、日本語がことごとく駄目。
日本語を試すのに、テキストファイルと、TeXのdviファイルを利用したくて 、ちょっと見てみたら今の環境にはTeXが入っていなかった。
昔は、ASCII版のplatexがports/japaneseにあったのだけれど、最近はどうも違うらしい。
そこで、ports/japanese/teTeXと言うmetaportがあったのでそれを入れてみた。
teTeXをインストールするとplatexコマンドが使えるようになったので、むかーし書いたtexファイルをかけてみると、「Entering LaTeX 2.09 COMPATIBILITY MODE」とか出て警告がぞろぞろ出た。
最近のLaTeXがどうなってるのか全然わからないので、勉強しないと駄目だなあ。
とりあえず、dvipsも入っているので dvipsをかけると psファイルができる。
こいつをcupsの/usr/local/bin/lpr で印刷してみると、日本語部分が文字化け。
dviファイルがおかしいのか、psファイルがおかしいのか、印刷部分がおかしいのか判断がつかなかったので、順番に切り分けることに。
まずは、xdviでdviファイルを見てみると、文字化けせずに表示されたのでdviファイルは問題なさそう。
続いて、ps ファイルをgs で見ようとすると、gsが落ちてしまう。
そこで、ghostscriptとか、gsfontsとか関係しそうなportsを最新にして、japanese/font-ipa をインストールしたら、無事にgsでpsファイルが見られるようになった。
これで、psファイルも問題なし。
どこで入れたのかわからないけど、dvipdfと言うコマンドもあったので、試してみたところ、生成されたpdfを/usr/local/bin/lpr で印刷すると文字化けせずに印刷された。
???
とりあえず、bannertopsとtexttopsは日本語が駄目らしいと言う情報があったので、pstopsもまずいのではないかと疑ったりしたが、pstopsを通したpsファイルもgsで表示できたので違うようだ。
次に疑ったのが pstorasterで、こいつは ports/print/cups-pstoraster でインストールされるもの。
cups-pstorasterのMakefileを読むと、WITH_CJKと言うオプションがあるらしいのでそれを有効にしてみた。
すると、今まで文字化けして印刷されていたのがエラーが出て印刷できなくなった。
/usr/local/libexec/cups/filter/pstoraster をエディタで開き、espgs を呼び出しているところを gs に変更する。
ならばと思ってテストページを印刷してみたが、こちらは化けたまま。やはりbannertopsが悪いのだろうか。
ちなみに、テキストファイルについては texttops が使えないので、t2psをインストールして texttops を置き換えるような対応ができるようだ。
日本語を試すのに、テキストファイルと、TeXのdviファイルを利用したくて 、ちょっと見てみたら今の環境にはTeXが入っていなかった。
昔は、ASCII版のplatexがports/japaneseにあったのだけれど、最近はどうも違うらしい。
そこで、ports/japanese/teTeXと言うmetaportがあったのでそれを入れてみた。
teTeXをインストールするとplatexコマンドが使えるようになったので、むかーし書いたtexファイルをかけてみると、「Entering LaTeX 2.09 COMPATIBILITY MODE」とか出て警告がぞろぞろ出た。
最近のLaTeXがどうなってるのか全然わからないので、勉強しないと駄目だなあ。
とりあえず、dvipsも入っているので dvipsをかけると psファイルができる。
こいつをcupsの/usr/local/bin/lpr で印刷してみると、日本語部分が文字化け。
dviファイルがおかしいのか、psファイルがおかしいのか、印刷部分がおかしいのか判断がつかなかったので、順番に切り分けることに。
まずは、xdviでdviファイルを見てみると、文字化けせずに表示されたのでdviファイルは問題なさそう。
続いて、ps ファイルをgs で見ようとすると、gsが落ちてしまう。
そこで、ghostscriptとか、gsfontsとか関係しそうなportsを最新にして、japanese/font-ipa をインストールしたら、無事にgsでpsファイルが見られるようになった。
これで、psファイルも問題なし。
どこで入れたのかわからないけど、dvipdfと言うコマンドもあったので、試してみたところ、生成されたpdfを/usr/local/bin/lpr で印刷すると文字化けせずに印刷された。
???
とりあえず、bannertopsとtexttopsは日本語が駄目らしいと言う情報があったので、pstopsもまずいのではないかと疑ったりしたが、pstopsを通したpsファイルもgsで表示できたので違うようだ。
次に疑ったのが pstorasterで、こいつは ports/print/cups-pstoraster でインストールされるもの。
cups-pstorasterのMakefileを読むと、WITH_CJKと言うオプションがあるらしいのでそれを有効にしてみた。
すると、今まで文字化けして印刷されていたのがエラーが出て印刷できなくなった。
Set job-printer-state-message to "/rangecheck in --string--", current level=ERROR Operand stack: Fa 256 --nostringval-- --nostringval-- 0 79.8851 Ryumin-Light-H Font Ryumin-Light-H H --nostringval-- FDepVector --nostringval-- 0 Ryumin-Light CIDFont true Ryumin-Light Ryumin-Light --nostringval-- --dict:15/18(L)-- --nostringval-- 236166 236166 Execution stack: %interp_exit .runexec2 --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- 2 %stopped_push --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- false 1 %stopped_push 1 3 %oparray_pop 1 3 %oparray_pop 1 3 %oparray_pop 1 3 %oparray_pop .runexec2 --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- 2 %stopped_push --nostringval-- --nostringval-- 7 4 %oparray_pop 8 4 %oparray_pop --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- 11 5 %oparray_pop --nostringval-- 1 1 0 --nostringval-- %for_pos_int_continue --nostringval-- 16 6 %oparray_pop --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- %array_continue --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- Dictionary stack: --dict:1089/1123(ro)(G)-- --dict:0/20(G)-- --dict:103/200(L)-- --dict:85/300(L)-- --dict:47/65(ro)(G)-- --dict:3/10(L)-- --dict:38/50(ro)(G)-- --dict:28/50(ro)(G)-- --dict:15/40(L)-- Current allocation mode is local ESP Ghostscript 815.04: Unrecoverable error, exit code 1何が悪いかさっぱりわからなかったけど、どうせgsもインストールされているのだからとそちらを試してみることにした。
/usr/local/libexec/cups/filter/pstoraster をエディタで開き、espgs を呼び出しているところを gs に変更する。
--- pstoraster.ORIG 2010-11-27 16:18:35.000000000 +0900 +++ pstoraster 2010-11-27 20:45:50.000000000 +0900 @@ -52,10 +52,10 @@ fi echo INFO: Starting GNU/GPL Ghostscript... 1>&2 -echo DEBUG: Running $bindir/espgs $gsopts -sOUTPUTFILE="%stdout" -c"$profile" "$ifile" 1>&2 +echo DEBUG: Running $bindir/gs $gsopts -sOUTPUTFILE="%stdout" -c"$profile" "$ifile" 1>&2 # Now run Ghostscript... -exec $bindir/espgs $gsopts -sOUTPUTFILE="%stdout" -c"$profile" "$ifile" +exec $bindir/gs $gsopts -sOUTPUTFILE="%stdout" -c"$profile" "$ifile" # # End of "$Id: pstoraster.in,v 1.3.2.4 2004/06/29 13:15:10 mike Exp $".すると、無事に印刷され、日本語も化けずに印字できた。
ならばと思ってテストページを印刷してみたが、こちらは化けたまま。やはりbannertopsが悪いのだろうか。
ちなみに、テキストファイルについては texttops が使えないので、t2psをインストールして texttops を置き換えるような対応ができるようだ。
追記
ESP版である必要はないのか?との突っ込みを受けたので、ESPってなんじゃろ?と調べたところ、CUPSのサブプロジェクトで、CUPSの追加サポートがあるらしい。
ESP版である必要はないのか?との突っ込みを受けたので、ESPってなんじゃろ?と調べたところ、CUPSのサブプロジェクトで、CUPSの追加サポートがあるらしい。
と、思ってそこにあるリンク先を見るとcups.orgでリンク切れになっていて、espgsで検索するとESP Ghostscript is an up-to-date GNU Ghostscript distribution including bug fixes, new drivers, and additional support for CUPS.ESP Ghostscript
なんて書いてあるので、8.60以降を使っているのであればESP版を使う必要はないらしい。portsの cups-pstoraster のメンテが追いついてないってことかな。THIS PROJECT IS DISCONTINUED AND ALL ADDITIONS HAVE BEEN MERGED INTO GPL GHOSTSCRIPT.ESP Ghostscript 8.15.4
ESP Ghostscript was a customized version of Ghostscript based off GPL Ghostscript 8.15. All changes from ESP Ghostscript were merged into GPL Ghostscript 8.60.
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