TRICK×LOGIC: 2010年8月アーカイブ

推理小説ゲーム?のTRICK×LOGICを買ってみました。
この手のゲームは短時間しか遊ぶことができなくて、とてもコストパフォーマンスが悪いイメージがあるので購入を迷ったのですが、昔と違って随分と単価が安くなっているので手を出してみました。

内容はとてもフェアなロジックもので、とても面白いと思います。
本格推理小説にたまにある「読者への挑戦状」などと同じタイプで、超常現象とか偶然などの要素は全く考えなくて良いのが嬉しいです。
誰が犯人なのか?(Whodunit)と、トリック(Howdunit)だけが問われていて、動機(Whydunit)の強さは考慮しなくて良いというのもポイントが高いと思います。
純粋にロジックだけで考えれば良いので、文章のパズルっぽい感じです。

とても面白いとは思うのですが・・・、ひとつだけ難を挙げるとすれば、問題文を読んで犯人もトリックも分かっているのに、すぐに回答できないこと。
回答するためには、問題文のキーセンテンスを組み合わせて「ヒラメキ」というアイテム?を出現させなければならないのですが、これが結構面倒なのです。
思ったように目的のヒラメキを出せずにイライラすることも・・orz

犯人の名前を当てればそれでお終い!にならないようにするための仕掛けがヒラメキなのだろうと分かってはいるのですが・・・(≡д≡)ウーン

某漫画のリュークっぽい死神・・じゃなくて閻魔大王?さんが言うには、「センテンスからナゾを出しまくってナゾを吟味してヒラメキを出す」のが良いそうです。
でも、私は逆で、「文章を読んで謎を解いてしまってから調書を読み、必要なヒラメキを出すためのナゾを探す」のが良いと思います。
正解を把握しない状態でナゾを出しまくってしまうと、ミスリードされてしまって正解から遠ざかるような気がします。

Whodunitものの本格推理小説がお好きな方にはオススメのゲームです ミ☆