デラシネ: 2019年11月アーカイブ
ソウルシリーズを手掛けたフロム・ソフトウェアのPSVR用アドベンチャー、Déracinéをはじめました(´▽`)
デラシネというのは、フランス語で根無し草という意味だそうです。
それがゲーム内でどういう意味を持つのかはまだわかりませんが・・・。
元々PSVRはビートセイバーを遊ぶために購入したわけですが、せっかくのVRなのでVR機能を生かした別ゲーもやってみたいな~と常々思っていました。
有名どころでは、みんなのゴルフとかエースコンバットとかバイオハザードとかもありますけれども、個人的には興味が無いとか画面酔い不可避とかグロ&ホラー無理とか色々理由があって手を出しづらいところ@w@;
で、PSVRのソフト一覧を片っ端から見て回っていたら、見覚えのある絵を発見。それがデラシネだった、というわけです(´▽`)
上の絵は、オープニング画面で左上を見上げたところ。
こうやってスクリーンショットを撮ってしまうと全く伝わらないと思いますが、実際は上下左右360度ぐるりと立体的に見ることが出来ます。
実際始めてみたところ、どうやら探索型アドベンチャーのようです。
VRはこういうゲームとの相性が抜群に良さそうですね(´▽`)
昔から脱出ゲームが大好物なので、VR対応シナリオ付き脱出ゲームが出てくれるといいな~と思っています。
PS Move 2本が自分の手となり、現実世界に干渉しながら物語は進んでいくようです。
気になるところがあったときに頭を傾けてのぞき込もうとすると、かなりリアルに・・というか違和感無く『のぞき込む』という動作をすることができるので、没入感があっていいです(´▽`)
静かで外から切り離された(っぽい?)世界感によって、どういうわけか小川洋子さんの『琥珀のまたたき』を連想させられます。
つまり何が言いたいかというと、ああいった静謐とか儚げとかいった透明感溢れる雰囲気が好きな人にはこのゲームは刺さりそうだなーと思った次第です。
つかみはバッチリ☆なデラシネ。
・・・ただ、ひとつだけ問題が。
超絶、酔う(´◉◞౪◟◉)grgrgrgrgrgrgrgr
もういつものことなので、やすみやすみ頑張ることにしましょう・・orz
しました(´▽`)
一日に時間移動二回分くらいずつ進めていたのですが、途中から超展開になってしまい、先が気になって夜も眠れなさそうだったのでガツガツ進めてクリアしてしまいました。
探索途中でハマったり、コイン探しなどで寄り道したりしなければ、多分トータルで6~7時間くらいのボリュームではないかと思います。
このゲームはたまたま見つけて軽い気持ちで始めたけれど、終わってみたら大満足。
最後は感動ではなくて安堵の気持ちでナミダガしていましたね(´▽`)
風ノ旅ビトをクリアしたときも同じような達成感で終えたことを思い出しました。
たまーにこういう自分に合った良ゲーに出会えるからゲームはやめられないのです。
なにをどう書いてもネタバレになってしまうと思うので、もしこれからデラシネをプレイしてみようかな?という方がいらしたら、ここから下は読まずに予備知識ゼロで遊ぶことを全力でお勧めします。
このゲームばかりはネタバレダメ(´◉◞౪◟◉)ゼッタイ!!!!!
以下、ざっくり感想。
■よかった点
- デラシネ=根無し草のタイトル回収が見事で、ガッテンガッテンガッテン!!!!
- 音楽(スカボローフェア?)が雰囲気に合っていて超絶すんばらしい
- フロムというとストーリーが難解というイメージだったけれど、フレイバーテキストをしっかり読むことで大筋は理解できる親切さ
- ラストの二回目のアレの衝撃。思わず変な声出ましたよ・・ほんと・・
■びみょーだった点
- 移動がワープで、これが画面酔いの原因だったので、もっとゆっくり移動する移動方法を用意してほしかった
- 犬のアップがコワイ。ストーリー上、どうしても犬のアップを見なければならないので、犬が苦手だとキッツイ@w@;;;;
- コイン探し。探したかったけれど、探すと酔うので無理だった。