愛すべき娘たち

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よしながふみさんの作品は初めて読みました。今まで「芯の通った骨のある人同士の関わりを真剣に描いている漫画は、なるしまゆりさんの『少年魔法士』がダントツ」と思っていたのですが、よしながふみさんも追加されました。ブラボー。

登場するコアの人物は女性なので、女性向きなのかな?とは思いますが、男性もピンとくるものがあるのでしょうか。私は女性なので分かりませんが、本作を読んだ男性の感想を伺いたいところです。

私が一番共感できたのは、自分を出っ歯だと思い、「私は美しくない」と言ってのける女性。私も子供の頃から「ブス」と言われ続けたクチなので、親近感があります。逆に共感できなかったのは、男性に性的に尽くす女性と、修道女になる女性。どちらも「そういう人はいるかもしれない」とは思うものの、現実的ではないと感じました。

最後のお話は、フェミニズム系かと思ったのですが、「男も家事をしよう!」とか「女は損だ!」というような、肩肘張った主張というわけではないようです。ごく現実的な「女性は割に合わない思いをすることがある」という話なので、頷きながら読みました。

個人的には、女性は女性であるだけで割に合わない思いをすることが多いけれど、だからといって男性を敵視して敵対するのは嫌です。例えば、私は「女性は○○だからダメ」と言われるのが嫌なので、男性に対して「男性は○○だからダメ」という言い方はしないように心がけています。自分が言われて嫌なことは相手にもしないということです。

自分(女性)の尊厳も男性の尊厳も守りつつ、言うべきところはビシッと言う女性にあこがれます。そういうことを思い出させてくれる漫画です。

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このページは、doyonが2007年4月 1日 18:15に書いたブログ記事です。

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