現在、私のサイトでは、週に1回以下ののうなスクリプトを実行して、毎日portauditから来るメールと、週に1度のportsupdateのメールを見比べて、更新が必要かどうかを判断している。
#!/bin/sh

LOGFILE=/var/log/cvsup.log

/usr/local/bin/cvsup /etc/supfile > $LOGFILE 2>&1
/usr/bin/mail -s "cvsup result" root < $LOGFILE

LOGFILE=/var/log/portsupdate.log

/usr/local/sbin/portsdb -Uu > $LOGFILE 2>&1
/usr/local/sbin/portversion -v -O -l '<' >> $LOGFILE 2>&1
/usr/bin/mail -s "portsupdate log" root < $LOGFILE
しかし、とある掲示板を見ていたら、既にcvsupは時代遅れらしい。FreeBSD6.2からは、csup/portsnapと言うコマンドが標準で入っていると言うのだ。
ちょっと調べてみたら、csupは、cvsupをリライトしたもので、portsnapはportsツリーのスナップショットとバイナリ比較して、暗号化して圧縮して送ってくれるようなものらしい。さらに、現在portdb -U で更新しているINDEX-6も、portsnapだと一緒にアップデートしてくれるらしい。
csupは、上のスクリプトでcvsupを実行しているところを、csupにしたらそのまま使えそうなので、とりあえず様子を見てみる。
問題は、portsnapの方。portsnapは、普段使いだと以下の3パターンを使うらしい。
  • fetch/cron 差分を取り寄せる。初回は全部持ってくる?
  • extract 初回のみ実行。一度portsツリーを削除して、展開する。
  • update fetchで持ってきたものを実際のportsツリーに展開する。INDEX-6もここで更新。
自分でportsにオリジナルのパッチを入れているものがあるはずなので、それを調べてバックアップ、extract後に復元しないといけないらしいのだが、それが面倒だな~と思ってしまう。
今だと、cvsupとportsdbの実行に時間がかかるので、週に1度しか実行していないけど、portsnapなら毎日実行できるのかな~とか思ったりもするけど、とりあえず今回は見送りかな・・・。

あと、同じところでfreebsd-updateと言うコマンドのことも知った。私のようにカーネルも含めてソースからコンパイルしている人向けではないけど、RELEASEをバイナリインストールしているような人は、Windows Updateと同じような感覚で使えるものらしい。
この辺って、Linuxに比べてだいぶ劣っていると思っていたけれど、FreeBSDもだんだん簡単に使えるようになってきてるんですかねえ。

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