ペルソナ5: 2016年10月アーカイブ

ペルソナ5:クリア

|

しました(・д・)

一言で全部まとめると「とてもとても楽しめました(´▽`)」ですかね。

以下、ツラツラと感想。
ストーリー的なネタバレは避けたつもり。

ちなみに、主人公君の名前は「眠眠 星人(ねむねむ せいじん)」、怪盗団の名前は「もっけらへもら」でした。
怪盗団の名前は正直失敗しましたね。シリアスなシーンでこの名前はないですわ(TдT)

■プレイ時間

全滅しても安心なセーフティモードで、総プレイ時間は85時間。
ストーリーを追うだけのプレイで、ペルソナ合成はテキトーだったのに、このボリューム(´▽`)
お値段以上♪アトラス♪

二周目もあるらしく、いろいろ引き継いで最初からできるらしいですが、私はここまでにしておこうと思います。
セーフティモードがほとんど「強くてNewゲーム」みたいなものなので、二周目をやる意味がないのですよね@w@

■ストーリー

身も蓋もない言い方になってしまいますが、ストーリーそのものはフツーでした。
まさにフツーのRPG。

ただ、演出が細部に至るまでやたらとオシャレだったのと、昨今の世相を極端にエグく描写したことでプレイヤーである私の心にグサグサ刺さるものがあり、そういった点で特異な物語になっているなーと思います。

特に、ネット上での反応の日和見加減や閉塞感がハンパなかったですね(´▽`)
作品の性質上仕方ないことではありますが、品のない台詞が多かったので、その点でかなりうんざりさせられました。

冒頭のカジノのシーンに追いついたところの検事さんとの会話は、少し推理ものっぽくて面白かったです。
ただ、我が家の歩くネタバレ魔人が一番最初の怪しいシーンでヒントを教えてくれてしまった^-^-^-^-^-^-^ので、ずっと疑いの目を向けていたおかげで悩みもせずに解けた気がします。
もし、あそこでネタバレ魔人のヒントが無かったら、検事さんの質問にきちんと答えられたかは微妙なところ・・・ですかねぇ・・(´▽`)?

あ、そういえば、マルチエンディングだと聞いていたけれど、バッドエンド?はどこから分岐していたんだろう@w@???

■コープ

協力関係の人が多いので、一周では全員をMAXまで上げることは無理でした(´▽`)ムリゲー

オッサン達は最優先で上げまくったのでMAXまで行きましたが、そのほかはストーリー上必ずMAXになる人しか到達していない気がします@w@;;;;

ほぼ終盤までコープイベントに手持ちのペルソナが関係していることに気づいておらず、その点でかなり時間を無駄にした気がします・・・orz

■キャラクター

□主人公君

ほとんど定型のセリフしかしゃべらないので、自分の分身感というか、ドラクエ的な自分で操作してる感があってよかったです(´▽`)

どーでもいい話ですが、私はモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンのシリーズが大好物でして、怪盗時の主人公君の恰好が、モロにルパンを現代風にスタイリッシュにしたらこうなるべー!といった感じで好み過ぎました(´▽`)

通常時の主人公君はパッとしない感ありますけれども、怪盗時の主人公君はちょっと小憎たらしいというか、ニヤリと挑戦的に笑ったりするし、一々動作がカッチョイイしで目が離せませんでした。

萌えの原点のルパンシリーズを読み直そうそうしよう・・・(´▽`)

戦闘時は正にジョーカーで、手持ちのペルソナが多い分、万能感ありまくりでした。
ただ、彼が倒れるとそこで即ゲームオーバーというのが痛かったですね@w@;

□モルガナ

素早さ一番なネコ氏(´▽`)

とにかく素早いので、スタメンにしておくとほぼ一番に行動してしまい、SPが一人だけ減りまくって大変でした。
SP回復装備を入手するまでは、セーフティモードなのに苦労しましたねぇ・・・。

おかげで戦闘で一番見たスキルはガル系だった気がします(´▽`)

□リュージ君

慎重派の私としては、突っ走る系のキャラは苦手でして、彼が何かやろうとするたびにハラハラしていました。
怪盗団なんて危ないことをやっている割に、情報バラマキすぎなんじゃあああああ!と何度叫びたくなったことか・・・(≡д≡)

コープもオッサンズが登場してからは全然育てていなかったですねぇ(・д・)アレレレレ

戦闘面では、正直あまりパッとしたスキルがなかったような気がします。
もしかすると、良スキルを捨ててしまったのかもしれませんけれども@w@;;

□画家君

えーと・・なまえなんでしたっけ・・・(トリアタマ)。
声が暗殺教室の烏丸先生そのまんまなので、出てくるたびに烏丸先生!と思っていました。というか、その印象が一番強いです@w@;;;;;

カードを作ってくれるらしいのですが、スキル名を見ても何の効果だかサッパリわからなかったので、結局全然活用しませんでした。
アギとかガルとかはさすがに覚えましたが、ダインとかタルカジャ?とかマハ?なんとか?とか、トリアタマ的には、なにそれおいしいの(´▽`)?状態でしたねぇ・・・orz

□女性陣

ひとくくりにしてしまいますが、正直女性陣にはあまり個性を感じませんでした。

もちろん、カワイイ系・優等生系・サブカル系?・お嬢様系とそれぞれに特徴はあるし、ボイスがあるので、個人の識別は簡単だったのですが、根本的な思想というか、心の根っこのところがみんな同じにみえたというか・・・(´▽`)ウマクイエナイ

戦闘面では、何故かコープMAXになった優等生さん(名前忘れた・・・)と、可愛い顔して斧をぶん回すお嬢様(名前・・・)がやたらと強かったです。

■システム

興味のない分野なので、全然やりこんでいません。その前提で思いつくことをツラツラと。

コープシステムは、正直面倒でした@w@;
フラグ立て作業感が強すぎたので、会いに行ったら毎回違うイベントが発生してほしかったです。

ペルソナ合成も、正直面倒でした@w@;
図鑑コンプする気もなかったので、手持ちのペルソナで合成できるNewなものだけ合成するというスタイルでやっていました。
それでもコンプ率70%は越えたので、真面目にやればできるのかもしれません。

ペルソナ合成といえば、双子さんたちからの課題は結局最後までやりませんでした。
おかげで双子さんのコープはLv1で終了です(´▽`)アチャー

ペルソナのスキル枠が8個?というのはちょっと少ないなーと感じました。
何のスキルを残すのが適切かがわからなかったので、かなりテキトーにやりましたが大丈夫だったので、多分セーフティモードであればテキトーでも問題ないのではないかな~?と思います。

■音楽

オッシャレー(´▽`)

・・・で終了だとあんまりなのでもう少し書くと・・・最初から最後までオッシャレーな曲が多かったです。
戦闘曲までオッシャレーなので最初は笑いましたが、慣れてしまうとこれ以外ないと思ってしまうのだから摩訶不思議(´▽`)

一番すごいなーと思ったのは、あの赤いオープニングの最後と・・・ゲフンゲフンこれ以上はネタバレだ@w@;;;;;

全体的に音質が均等というか、ノッペリというかサラッとして起伏が少ないというか、全然目立たない感じなのは、多分意図的なのでしょう(≡д≡)

さり気なさがオシャレだなーとは思うのですが、個人的にはもっとメリハリが効いていた方が好みです。

■まとめ

ネタバレしないと書けないので詳細には書きませんが、正直展開が遅すぎたり冗長すぎたり同じ要素の繰り返しだったりしてダルイと感じた場所も多々でした。

でも、それらマイナス要素を吹き飛ばす勢いでオシャレでオシャレでオシャレだったので、トータルでいうと「面白かった」です(´▽`)

最後に、大好きな銀英伝の一シーンを引用してダラダラー感想を終わりにしたいと思います。
ペルソナ5のプレイ中、何度もこのシーンが頭の中に再現されていました。

ルドルフがそれほどの悪党だったなら、なぜ、人々は彼を支持し権力を与えたのか?
「そりゃあ、ルドルフはとことん悪どい奴だったからな、民衆をうまくだましたのさ」
「民衆はどうしてだまされたんだろう?」
「ルドルフが何しろ悪い奴だったからだよ」
 こういう問答は少年を満足させなかったのだが、父親の見解は他の人々と多少、異なっていた。息子の質問に彼はこう答えた。
「民衆が楽をしたがったからさ」
「楽をしたがる?」
「そうとも。自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なりが現れて、彼らの苦労を全部ひとりでしょいこんでくれるのを待っていたんだ。そこをルドルフにつけこまれた。いいか、おぼえておくんだ。独裁者は出現させる側により多くの責任がある。積極的に支持しなくても、黙って見ていれば同罪だ・・・・・・しかしだな、お前、そんなことよりもっと有益なものに関心を持て」

田中芳樹 『銀河英雄伝説1 黎明編』