鬼ノ哭ク邦:クリア

クリアしました(´▽`)
途中で鬼ビ人さんたちのランク上げに勤しんで寄り道しまくった結果、クリア時レベル67。
総プレイ時間は・・・あれ?どこに表示されるんですかね?あれれ@w@???

一言でクリア時点の感想を言うならば、「いろんな意味で微妙」です。
独特の世界観には引き込まれるものがありましたが、その世界観を生かし損ねてしまった感があるというか、中途半端というか、モッタイナイな~と思うことの多いゲームでした。

クリア後ダンジョンがあるようですが、特に攻略したいとも思わないので、ここでプレイ終了としたいと思います。

以下、クリア後感想詳細。超絶辛口ネタバレ注意報発令。

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■良かった点

  • 死者のために生者を仕事で殺すという宗教的世界観が斬新。
  • メニュー画面のキャラクターの絵が美麗。
  • 武器毎にはっきりとした特徴があり、モンハンより余程コツを掴みやすいため、どの武器を選んでも苦労しない。
  • 無双ゲーほどぬるくなく、ガチアクションゲーほど鬼畜でもない、程よいサクサク戦闘。
  • 一つの武器を強化し続けることで長く使える。
  • 影石システムが単純明快。付けた時の効果が高く、きちんと考えて付けようという気になる。

■微妙だった点

  • イメチェン後のストーリー展開が分かりづらい。特に????のところに行く理由が分からない。
  • ラストの展開がアッサリすぎる。
  • マルチエンディングは余計な手間が増えるだけで、エンディングごとに何か良いものが見られるわけでもないのでやめてほしい。
  • キャラ(特に邦主あたり)の台詞が大仰な割に中身が小物設定なのでガッカリ。
  • 主人公と関わるNPCがばったばったと死にまくりすぎる。生きている主要登場人物が少なすぎて(=主人公とのやりとりが少なすぎて)スカスカな印象。
  • 主人公が感情の起伏に乏しく、基本的に無駄に他人と関わらないので見ていてつまらない。人形的。
  • 逆に、ボス戦撃破時の決め台詞はテンション高すぎて、え?ああ?そう?ってなる。寒い。
  • メニューの美麗な絵と会話シーンのデフォルメポリゴンに差がありすぎる。
  • ボイスが中途半端。フルボイスか、いっそボイス無しの方が良い。
  • 戦闘中にリアルタイムにジョブチェンジ出来るのが売りだったのだと推測。実際は全くチェンジしなかった。クリアするだけであればアイシャだけ育てていれば良いし、むしろ鬼魂の個数で攻撃力UPというスキルがある関係上、一人だけ育てた方が効率が良い。
  • 記憶の語りはもっと絵的に凝ってほしかった。ザーフさんは無理だとしても。
  • 戦闘のアクションにキャンセル処理が無いと爽快感に欠ける。特に槍斧盾の動作モッサリ系と、×ボタンダッシュ回避ができない系は辛かった。モンハン的アクションは求めていない。
  • 大剣が無いですよ?
  • 音楽は良くもなく悪くもなくというか全く印象に残らなかった。以前の作曲家さんに戻してほしい。

セツナもロストスフィアもそうだったけれど、開発にかけられるお金や時間があまり無いのかな?という印象を受けました。
世界設定が良く、つかみはバッチリ☆だっただけに、ありとあらゆるところで物足りなさを感じるのが勿体ないです。