OCTOPATH TRAVELER:クリア

八人分の最終章までという意味で、このゲームをクリアしました(´▽`)
まだちょっとだけつづくんじゃなオクトパストラベラーですが、現時点での感想を書いておきたいと思います。

ネタバレの配慮はなっしんぐ(´▽`)

■音楽

感想の最初に持ってくるのはやはり音楽。
オクトパストラベラーは音楽が素晴らしすぎました。
うまく言えないのですが、ただカッコイイだけではなくて、プレイヤーの感情をゆっさゆっさ揺さぶるような音がすんばらしかったです。
特にバイオリンとフルートのメロディの説得力がスゴすぎました(語彙力難)。

バトル曲がどれも素晴らしく、前のエントリでも書いた『理を司る者』は久しぶりに個人的メガヒット(´▽`)
四章の最終戦の曲ではメインテーマがアレンジされていて、今までの旅路を思い起こしながらのバトルという何それ超絶俺得演出(☆д☆)で泣きそうになっていました。

キャラクターそれぞれにテーマ曲が設定されているのも良かったです。
流石に一章の時点では把握しきれなかったけれど、なんどもかかるうちに、どの曲が誰のテーマか把握出来て、四章ラストにテーマ曲がかかった時は、ああこの旅も終わってしまうんだな~と寂しい気持ちになりました。

ちなみに、作曲者御自身が楽曲解説を公開されているので、サントラを聞きながら読んでみると新しい発見があって楽しいです(´▽`)
オクトパストラベラーサントラ楽曲解説まとめ

■システム

多分、このゲームの売りの部分だと思いますが、バトルシステムはあんまりやりこんでいないというか興味がない分野なので簡単に@w@;
属性攻撃力最大強化したサイラス先生(学者/魔導師)が八属性魔法をドッカンドッカン連射し、他のメンバーで回復やらBP管理やらブレイクやらを担当するスタイルでした。
大体の敵はこのやり方で問題なかったけれど、一部対応できないタイプのボスもいたので、バトルが単純ではないという意味でバランスは良かったのではないかな~と思います。

奥がボヤけて手前がくっきりという見せ方(名称なんでしたっけ・・)は、正直なところ、遠視近視乱視持ちの老眼には辛かったのでやめてほしかったですね@w@;
見えていないのが己の視力のせいなのか、そういう演出なのかがよく分からなくて、慣れるまでは結構困っていました。

■シナリオ

メインシナリオは、三章まではどれも普通のRPGという感じで淡々と進めていたのですが、四章で一気にグッとくるものが多くて唸りました。
体験版の時点でストーリー面は微妙かな~と思っていましたが、購入を見送らなくて本当に良かった(´▽`)

サイラスさんやアーフェンさんのスキルで知ることができる町の人一人一人の個人情報テキストも楽しかったです。
淡々とした情報もあれば、洒落が効いていて思わずニヤリとしてしまうものもあったりして、どれも隅から隅まで目を通していました。
ちょっと方向性は違いますが、ゼノブレイドのキズナグラムのような、世界の人たちのそれぞれの生活や繋がりが感じられる仕掛けが楽しかったです。

全体的に善人と悪人がきっちり分かれているあたりは、良く言えば懐かしく、悪く言えば古臭い設定だと思います。
私は、基本的にそういう善vs悪という対立構造の物語はあまり好みではありません。
んがしかし。このオクトパストラベラーに関して言えば、勧善懲悪物語的世界観をすんなりと受け入れられました。
多分、現実逃避をしたかったのだと思います。オクトパストラベラーのキャラの多くは真面目で親切で協力的で温かい人達ですから。現実とは違って。

四章で何度も涙腺崩壊したことにも触れなければ。
スクエニさんは、スクウェアのころから、どうにも主要人物の死で泣かせにくる展開が多いな~と感じていて、そういう展開だと「またそれかい(´◉◞౪◟◉)」と白けてしまっていました。
でも、オクトパストラベラーは違います。
八人のキャラクターそれぞれで展開は違いますが、それぞれ自分の道を自分の足で進み、迷いながら成長する過程が描かれています。
その結論が四章でバシッと示されるのが爽快で泣けてくるんですよね(´▽`)スンバラシイ

以下、一人一枚ずつ四章のスクリーンショット。
泣けたり笑えたりした私的思い出の一枚です。

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