蒼き革命のヴァルキュリア:クリア

クリアしました(・д・)

■どーでもいい前置き

我が家では同じゲームを家族全員で同時進行することが多いのですが、この蒼ヴァルは珍しく私が一番ガンガン進めていて、一番最初にクリアしました。

前回のエントリを書いたとき、一応詳細は伏せたもののネタバレしてしまい、歩くネタバレ魔人の相方から「ネタバレしたな^-^-^-^-^-^」と言われ、自分がやられて嫌なことをやってはいけないなーと微妙に反省したとかしなかったとかで(意味不明)、日記を書くのを控えていました。

というわけで、クリアした上での感想なのでガッツリネタバレするですよ(☆д☆)クワッ!!!!!!

・・・と予防線を張っておく(´▽`)

■ストーリー

面白かったです(キッパリ)。

ところどころ隊長さんの考えていることが分からなくて???となったとか、ヴァルキュリアの正体が出落ちとか、帝国側の人間が見事にジャイアン揃いとか、ユトランドの国王陛下なにやってるの?とか、ラストはなんとなくイイ話に見せかけて大罪人という結果ありきだなーとか、隣国の王子様は中二病なの?とか、色々思うところはあるけれど、それでもトータルで見ると面白かったです(ほめてる)。

国家を利用した復讐を遂行していく過程で、復讐だけでは済まなくなってしまった五人が揺れに揺れます。ここが丁寧に描かれていた点が、個人的にポイント高いですね(´▽`)

ただ、ヴァルキュリアの事情が明らかにされなかったのはマイナスですかねぇ・・・多分一周目だからだとは思いますが。
なんだか随分と意味深なことを言っていたのに最後まで明らかにされませんでした。あ、もしかすると、戦場のヴァルキュリア(私は未プレイ)をやっていると分かるのかも?

二周目をやる気はなかったのですが、まだまだ埋まっていないイベントがあるし、NieRの新作が出るまではまだ時間があるしで、出来る範囲でやってみるのもいいかもしれない・・・と思う程度には好きなストーリーでした(´▽`)

■脚本

上でも書きましたが、大罪人の五人の考え方の移り変わりを多くの章を割いて細かく追っていてとてもとても好みでした。

これをダルイなーと感じるか、掘り下げていて面白いと感じるかで、かなり評価が分かれるのではないかと思います。

ただし問題点もありました。
特に隊長さんの気持ちの変化が唐突すぎて付いていけなかったり、対ヴァルキュリア的にどういう覚悟で臨んでいるかが良く分からなかったりしたあたりですかね。
これはストーリーが悪いのではなくて、脚本の問題だと思います。

■キャラクター

多すぎ(´▽`)オボエラレナイ

□ヴァナルガンド勢

一度にミッションに出せるのは最大8人なのにどうしてこんなに人数が多いの!?と思ったら、なんと死亡した人は消えてしまう仕様だったらしいです@w@;;;

多分、どこかで説明が入ったのだとは思うのですが、すっかり忘れていて、クリア後にびっくりしました。

大罪人五人はともかくとして、ヴァナルガンド(だっけ?)の戦闘員さんたちの名前が全然覚えられませんでした。まあ、FF零式の時も三周目まで覚えられなかったので、三周もすれば覚えられるはず(´▽`)ダメジャン

個人的イチオシはゴドーさん。何故かって、カリオストロの城に出てくるゴドーさんと忠義者というカテゴリで一致して一番最初に名前を憶えられたから(´▽`)
名前付け重要。超重要(・д・)・・・と書いたところでアレレ?と思ってググってみたら、カリオストロの方はゴドーじゃなくてジョドーさんでした(´▽`)

私の記憶力っていったい・・・(´▽`)ウン、シッテタ!!!!!

□ルーシ勢

ジャイアンとその取り巻き達という最初の印象がそのまま最後まで続いてしまったので、もう一捻りなにか設定が欲しかった人達ですね@w@;
どれほど固い信念があったとしても、そこに正義の色が乗っていないと、ただの独裁者にしかみえないので底が浅く感じられるのです。
ルーシの国民の声がゲーム中で全然前面に出てこなかったのはつまりそういうことかと。

大罪人の描写に傾注したからだとは思いますが、こちらも丁寧に描いていれば、もっと面白いお話になったのではないかと思います。

□マクシム

ルーシの四将が全員戦争バカという位置付けである中で、唯一ルーシの内情の語り手としての役目を背負っていたお兄さん。

優れた武人という設定なせいか、剣筋から相手のココロを読むという超能力まで発揮してしまい、おまけに皇帝さんとツーカー的で、それなんて中二病(´▽`)?的な意味で面白いキャラでした(´▽`)

いやでも多分、このお話を書いた方はもっと真面目に彼のキャラを設定したのだと思うのですけれどね・・・。結果的にシリアスっぽいのにギャグ寄りな不思議キャラなんですよね・・・。

彼が出てくるたびに、今度は何をやらかしてくれるのかとワクワクしていたのは私だけではないと思いたいです(´▽`)

■システム

ムービー多すぎ(´▽`)・・・で終わるとアレなので他にも書いてみます。

□ムービーの台詞スキップが無い

ムービーの全体スキップはあるのですが、台詞ひとつひとつはスキップできません。つまり、声優さんが吹き込んでいる音声の終了までガッツリ待たされます。
ストーリーの本筋はそれでもいいのですが、サブイベントはサクサクすっ飛ばしたいときもあるわけで、そういう時にフルに時間がかかるのは結構なストレスでした。

□ラグナイトの種類が多すぎる

ミッションに行くたびにポロポロ落ちるラグナイトですが、種類がとてつもなく多く、しかもランクがアップすると同じような効果なのに名前が変わるので分かりづらくストレスでした@w@;;;

□武器の強化に悩む

なにしろ人数が多いのに武器強化に使えるラグナイトの数は限られているわけで、全体的にバランス良く強化すべきなのか、一人に集中すべきなのかが分からず、しばーーーーーーらく悩んでいました。

結局、ミッションに一度に出撃するのは最大でも8人で、隊長さんとダリルさんを強化しておけば大体大丈夫だということが分かったのは終盤でしたねぇ・・・(´▽`)アハハハハハ

■ミッション(戦闘)

全く期待していなかったし、あまり興味もない分野なのでザックリ書きます。
×ボタンでダッシュできることに気づいてからは、ほとんどストレスなく遊べたので概ね満足です。

□無双ゲーっぽい

隠れながら進むこともできたとは思うのですが、なにしろガッシガッシ叩きまくるのが手っ取り早く、無双ゲーな感じ。ライフルなにそれおいしいの(´▽`)?

□ラグナイトの属性にあまり意味がない

もしかするとあったのかもしれませんが、どの属性を使っても同じ感じだったし、単体か範囲かの違いくらいで没個性的でした。
あ、でも、風の移動速度アップは大変お世話になりました(´▽`)

□シャインセイバー祭り

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隊長さんのシャインセイバーがあまりにも有能すぎて、こればっかり使ってました(´▽`)
威力・範囲・効果・消費RP、どれをとっても超優秀☆

ミッションの序盤はRPの許す限りシャインセイバーを打ちまくり、戦況ゲージを青くするのを最優先にするとサクサク攻略できてラクでしたねぇ・・・。

□味方キャラが弱い

どのキャラも、自分で操作するとそれなりに強いけれど、AIに任せておくととんでもなく弱くて苦労しました。
なにしろ、自操作キャラが10体倒す間に味方三人で1体倒せてる?倒せてないよね?という感じでしたからねぇ・・・。

マニフェストである程度はマシになりますけれども、FF12のガンビットほどガッツリ設定できるわけでもないので微妙感ありまくりでした。

□全体マップが見られない

画面右上にミニマップはあるけれど、全体マップはブリーフィングでしか見られません。・・・多分(´▽`)
もしかすると見る方法があるのかもしれませんが、私は分かりませんでした@w@;

■音楽

実は音楽目当てで買ったゲームなのですが、不思議なことに遊んでいる最中はそれほどいい曲だとは思いませんでした@w@;

もちろん、どの曲もゲームの雰囲気には合っているし、全く悪くはないのですが、なんというかこう・・・無難なRPGっぽい曲ばかりだな、というのが正直な感想です。

■amazonの評価

amazonの総合レビューでは☆2(五段階評価)という、とんでもなく低い評価を受けている本作ですが、私は楽しめました(´▽`)

多分、前作の戦場のヴァルキュリアをプレイしていたら、・・・もしくは事前にゲームに期待しまくっていたら、まったく違う感想になったのではないかな?と思います。

なにしろ体験版を遊んだ段階では「ストーリーには多少興味はあるけど別に買わなくていいや」と判断していたくらいなので、期待値が低かったのが良かった気がするのですよね@w@;

どのゲームを遊ぶ時にも言えるかとは思いますが、本作に関しては特に、時間と心に余裕のある時に他のゲームと比較をせずに遊ぶというのが重要なのではないかなと、amazonのレビューを読んでいて思いました(´▽`)